あんにょん
リベロインストラクターのMayです🐹
梅雨も明けて一気に暑くなってきましたね!
今年は梅雨明けが早くて嬉しいのですが、明けたと思ったら熱中症アラートが頻繁に出るようになり、ちょっと夏バテ気味です😅💦
私は元から暑がりの汗かきなので、子どもの頃、6月になると誰よりも早く半袖に衣替えしてました。
いつも早い時期から半袖になる子は、私かクラスに1人か2人はいる年中短パンの男の子くらいだったので、いつもからかわれていました😂
特に中学生になると制服だったので、「女の子は長袖の方が可愛い!」(たぶん、=あんまり汗かかない印象の方が可愛い)という風潮があり、長袖の子がほとんどの中、やっぱり誰よりも早く半袖を着ていました。笑
それでも年頃だったので、「人と違う」ということには敏感で、特に女の子が汗かきだなんて、なんだか気にしていたあの頃。
気にしなくなったのは、大学生になってからでした。
大学で西洋学を勉強していた私は、フランスのパリに数週間ほど留学していた時期があります🇫🇷
フィンランド空港で乗り換えて、飛行機13時間以上の旅✈️✈️✈️
フランスは日本のような湿度がなく、カラッとした快晴でした。出発した当時日本が8月、フランスは日本でいう10〜11月くらいの気候。
でも、日陰と日向では全然温度が異なり、日向を歩いて汗ばんだと思いきや、日陰に入ると鳥肌が立つほど寒かったり。
そんなパリの街では、一人一人服装が異なっていました。
あるカップルは、女性がタンクトップにショートパンツなのに対し、男性の方は長袖のコート。
逆もまたしかりでした。女性がタートルネックのセーターを着ていると思いきや、男性は半袖。
日本と比べて、全く統一性のない格好をみんなしていました。
それはガイドさん曰く、
「フランスというのは日向と日陰で温度が違うのもあるけど、それ一つにしても感じ方が人によって全く違う。今日を暑いと感じる人もいれば、寒いと感じる人もいる。
また、特にパリは他国からの移民も多い地域だから、民族性によって元から体温が高い人も低い人もいる。
だからみんな、自分で自分の感じ方の通りにその日の服を選ぶ文化なの」
このことを知ったその日から、私は自分が汗かきであることを気にしなくなりました。
周りに合わせて暑いのを我慢して長袖を着ようとしたり、汗かきであることを気にしなくていいんだ、と。
今でも暑くなり始める時期は、あの時のことを思い出します。
ダンスもそれと同じだと思っていて、普段のレッスンの中で「この曲を踊ってみたいけど、私が踊って似合うかな」、「かっこよく踊りたいけどこういう動きが苦手だから、たぶん変になる」という声をしばしば聞きます。
が、その日の服と同じで、格好はどうあれまずは自分が感じたままに表現してみたら良いんだと思います。
理想の動きやシルエットを作ろうと思ったら技術はもちろん必要ですが、それは積み重ねなので、まずは「やりたい」と思った曲に対して尻込みすることなく、挑戦してみることが大切なのかなと。
パリの人たちの服装と同じで、人には人の感じ方があり、その感じ方に合ったものを着ている。
自分が「やってみたい」「好き」と感じた曲を、まず身に纏うこと。形をおしゃれにしたりかっこよくするのは、その後慣れてきてからのコーディネートなんだと思います。
暑いから半袖を着たいけど、周りが長袖だから…と気にしなくて良いように、まずは自分がやりたいと感じた曲にTRY!!!な気持ちを大切に、私も頑張ります。
それではまたよろしくお願い致します☺️
Lavie May🐹
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