【Thunderous/Stray Kidsの考察 May】(名古屋ダンススタジオLIBERO)

instructor

あんにょーん🐹
リベロインストラクターのLavie Mayです。
ちょっとずつ日が短くなってきましたね☀️

そんな9月は火曜日21:00のK-POPクラスも、マンツーマンも、Stray KidsのThunderousを踊りました。

初期のBTSのように、アイドルとは思えないほど反社会的というか、反アンチ的な強気曲です。

Thunderous=雷がとどろく

というタイトルの通り、ゴロゴロドッカーンという歌詞が入っていますが、この曲は韓国語表記だと「소리꾼(ソリクン)=歌い手、歌手」となっています。

特徴的なのは、「ペッペッ」という歌詞とともに、両手にツバを吐き出す振りです。

この曲のコンセプトは、
【俺たちは言いたいことを吐き出す歌い手だ】ということです。

私はこの曲が大好きです。

何者にも媚びず、自分が正しいと思ったこと、感じたことを恐れず吐き出すんだ、それが自分たちだという、このコンセプトに強く惹かれました。

これは私の考察ですが、雷がとどろく時というのは天気が荒れている時なので、Thunderousというタイトルは、「彼らが言いたいことを言って荒れ狂う世の中」を表現しているのかなと思っています。

強気なラップも特徴的で、

「自分の居場所は自分で見つけるんだ」
「ずっと語ってろ、俺らはルールには従わない」
「謝らないよ、汚れててごめんね」

といった歌詞も出てきます。

以前聞いたことがあるのですが、
音楽の分野で成功するタイプは大きく分けて2通りあるそうです。

1️⃣一つは、万人受けする、万人が共感するような歌を生産するタイプ。

2️⃣もう一つは、誰に何と思われようと自分が書きたい歌を書くタイプ。

この場合、今回のThunderousは後者ではないでしょうか。
というより、BTSやStray Kidsは全体的なコンセプトが後者寄りである、と言える傾向にあります。

Thunderousの冒頭ラップの「自分の居場所は自分で見つけるんだ」なんかは、象徴的ですよね。

これはダンスでも同じことが言えると思っています。どっちが良いとか悪いとかではなく、自分はどっちでありたいのか、自分が表現したいものは何なのか、どういうスタイルで売れる覚悟があるのか。

ちなみに私は圧倒的後者です。

ダンスを始めてしばらくは、女性だし、細くて女性らしい身体つきになって、しなやかで綺麗に踊りたいと思っていました。当時は無意識でしたが、女性ならそっちの方が受けはいいですからね。

でも続けるうちに、本当に自分がやりたいことはそうではないと気付き、心の底でずっとやりたかったメンズ曲やゴリゴリ系の振りにシフトしました。

いい意味で、無理して自分を可愛く見せようと考えなくなりました。

元々筋肉量が多いこと、武道をしていた影響で体幹が強いこと、見た目がキツいことなど…私が持っている要素を、メンズ曲や振りで活かすことを考えるようになりました。

髪の毛は黒×金のメンズウルフだし、いつもダボっとしたズボン履いてるし、女性として見た時、どう見ても万人受けするタイプではないと思います。笑

でも、それからの方がダンス自体が楽しいですし、これがやりたかったことなんだと思えたし、何より周囲からの反応も良かったです。

自分のやりたいことや合う要素を見つけて貫いたことが、実を結びつつあるのだと思っています。

もちろん、ガールズ曲や可愛い振り、色気のある振りも今でも大好きですよ!💦笑

皆さんもダンスをする中でもし、「自分はどういうダンサーなんだろう」と迷ったら、色々やってみたうえで、1️⃣か2️⃣か、あるいは他の何かか…とにかく、「これが自分だ!」と思える方向に進んでみることが、新しい素敵な自分との出会いかも?😉

Lavie May🐹

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